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トレード計画テンプレートの作り方|エントリー前チェックとシナリオ整理

トレード計画テンプレートの作り方|エントリー前チェックとシナリオ整理 | SG Group

Financial Templates Hub — トレード文書シリーズ 02

トレード計画テンプレートの作り方|エントリー前チェックとシナリオ整理

トレード計画テンプレートは、相場予測を当てるための文書ではありません。取引前に「どうなったら入るか」「どうなったらやめるか」「いくらまで損を許すか」「今日は何をやらないか」を先に固定し、あとから自分の判断過程を見返せるようにする記録の枠です。本記事は、必須項目、エントリー前チェックの分量、Plan A・Plan B・見送り条件の分け方を、一貫した架空の教育用例で整理し、ロット・コスト・検証の各ツールへのつなぎ方まで示します。

  • 計画は予測ではなく、条件・上限・無効化・やらないことの固定
  • 観察事実/仮説/ルール/実行判断を別欄にして後知恵を防ぐ
  • Plan A・Plan B・見送り条件を「条件→行動」で先に決める
  • ロット・損切り・コストの数値は専用ツールで出して転記する
読了目安約12分
更新日2026年7月14日
対象取引前ルールを文章化したい個人トレーダー
種別教育・記述的な解説

この記事の要点

  • トレード計画は当てる文書ではなく、取引前に条件・許容損失・無効化・ノートレード条件を固定し、事後に比較できるようにする記録である。
  • 最低限は「日時・市場/エントリー条件/無効化条件/ストップ方針/許容損失/ノートレード条件」の6点。余裕があれば観察事実・利確・予定コスト・イベント・見直し時刻を足す。
  • 観察事実・仮説・ルール・実行判断を別欄に分け、注文後に元記録を残したまま変更時刻・理由・変更者を追記する。
  • Plan A・Plan B・見送り条件は「条件→行動」で先に決め、どちらでもない状態を見送りとして明記する。
  • ロット・損切り・往復コストの具体的数値は専用ツールで算出し、計画書へ転記する。本文・表・図・ミニツールの数値はすべて架空の教育用データ。
目次を開く
  1. 結論:計画は予測ではなく記録
  2. トレード計画テンプレートとは
  3. 必須項目と6段階の流れ
  4. 観察事実・仮説・ルール・実行判断
  5. 架空例:Plan A・B・見送り条件
  6. 5分版と詳細版の使い分け
  7. ロット・コスト・検証へのつなぎ
  8. 教育用ミニツール:項目ビルダー
  9. よくある失敗と確認手順
  10. 取引後に計画を変える場合
  11. Hubでの使い方
  12. よくある質問
  13. まとめと次の一歩
  14. あわせて読みたい

結論

結論:トレード計画は「当てる文書」ではなく「決めておく記録」

トレード計画テンプレートで本当に決めるのは、相場がどちらへ動くかではありません。取引に入る前に、エントリー条件・無効化条件・ストップ方針・許容損失・今日はやらないこと(ノートレード条件)を文章として固定し、あとで同じ基準で振り返れる状態を作ることです。これがそろっていれば、含み損や含み益のなかで基準がぶれても、自分が当初何を決めていたかを記録から確認できます。

逆に、方向の予想や価格目標を計画の中心に置くと、当たった外れたの感想は残っても、次に活かせる判断過程は残りません。トレード計画は「条件が満たされたら決めた通りに行動し、満たされなければ見送る」ための枠であり、その場の気分を後から正当化しないための仕組みです。まず土台となる文書設計の全体像は、金融文書テンプレート完全ガイドで確認できます。

本記事で扱う数値・銘柄・日付・条件はすべて架空の教育用データで、特定商品の売買推奨や現在相場の方向を示すものではありません。テンプレートは文書を書きやすくする補助であって、投資助言・法務助言・税務助言や、審査・監査の代行ではない点も先にお伝えしておきます。

定義と目的

トレード計画テンプレートとは:売買ルールを文章化する枠

トレード計画テンプレートとは、1回の取引、あるいは1日の取引について、事前に決めておくべき項目をあらかじめ並べた記入用の枠です。空欄を埋めていくことで、トレードプランの書き方に迷わず、毎回同じ観点で条件を言語化できます。「今日のトレード計画」を朝に一度作り、取引の直前にエントリー前チェックリストとして読み返す、という二段構えで使うのが基本形です。

目的は三つに整理できます。第一に、場当たり的なエントリーを減らすこと。条件を先に決めておけば、動いている値動きに引っ張られて根拠なく飛び乗る回数が下がります。第二に、取引前リスク確認を毎回同じ手順で行うこと。許容損失やストップ方針を先に固定すれば、感情でリスクが膨らむのを抑えられます。第三に、事後に判断過程を検証できること。計画と実際の差分を残せば、トレード日誌テンプレートと組み合わせて改善につなげられます。

ここで大切なのは、売買ルール テンプレートとしての計画書は「数値を計算する道具」ではないという線引きです。損切り価格やロットの具体的な数値は、後述するようにロット計算・コスト計算の専用ツールで求め、その結果を計画書へ書き写します。計画書は数値の保管場所、計算は専用ツール、と役割を分けると、FX トレード計画でも CFD トレードプランでも同じ枠を使い回せます。

必須項目

必須項目と6段階の流れ:相場確認から事後レビューまで

トレード計画は、相場の確認から始めて、条件・リスク・執行・見送り・事後レビューへと一方向に進みます。次のSVGは、その6段階を示した概念図です(横スクロールできます)。各段階で「何を記録するか」を決めておくと、記入漏れに気づきやすくなります。

相場確認・条件・リスク・執行・見送り条件・事後レビューの6段階フロー 相場確認、セットアップ条件、リスク設定、執行ルール、見送り条件、事後レビューの6段階を左から右へ矢印でつないだ概念図。相場の方向や価格目標は含みません。 STEP 1 相場確認 観察事実・時間軸 STEP 2 条件 セットアップ・エントリー STEP 3 リスク ストップ・許容損失 STEP 4 執行 注文方式・利確方針 STEP 5 見送り条件 やらないことの明記 STEP 6 事後レビュー 計画と実際の差分 相場確認から始め、見送り条件を必ず挟み、最後に計画と実際を突き合わせる
概念図トレード計画の6段階フロー。方向や価格目標は含まない概念整理です。STEP 5「見送り条件」を省かないことが、場当たりを防ぐ鍵になります。

言葉にすると、計画書に並べる必須項目は次の通りです。任意項目は後述の詳細版に回し、まずは必須だけで運用を始めます。

  • 日時・市場・時間軸:いつ、どの市場を、どの時間足で見るか。
  • 観察事実:現時点で確認できる価格・水準・出来高などの事実だけを、解釈と分けて記録。
  • セットアップ条件:取引の前提となる状況(例:指定レンジの境界に到達)。
  • エントリー条件:どの条件が満たされたら注文を出すか。
  • 無効化条件:前提が崩れたと判断する条件。ここに達したら計画は無効。
  • ストップ方針:損切りをどこに、どの根拠で置くか(価格そのものは計算で確定)。
  • 利確方針:どこで、どういう条件で利益を確定するか。
  • 許容損失:この取引で許す最大損失(金額はロット計算で算出)。
  • 予定コスト:スプレッド・手数料・スワップ等の見込み(コスト計算で確認)。
  • イベント確認:当日の主要な経済イベントの時刻と前後の扱い。
  • 注文方式:成行か指値か逆指値か、有効期限をどうするか。
  • ノートレード条件:この状態では取引しない、という明確な線引き。
  • 見直し時刻:日中に一度、計画を点検する時刻。

記録の分離

観察事実・仮説・ルール・実行判断を分ける

計画書が後知恵で書き換えられる最大の原因は、事実と解釈を同じ欄に混ぜて書くことです。そこで、次の4つを別々の欄に分けます。色だけでなく見出しと記号でも区別し、どの欄に何を書くかを固定します。

① 観察事実 / FACT

見えているものだけ

価格や水準、出来高など、いま確認できる事実だけを書く欄。Pair-X は 99.40〜100.20 で推移のように、解釈を混ぜない。

② 仮説 / VIEW

こう考える理由

事実から立てた解釈や想定を書く欄。あくまで仮説であり、外れても計画の失敗ではないと明示しておく。

③ ルール / RULE

条件と行動の対

「この条件なら、この行動」という形で先に固定する欄。エントリー・無効化・見送りをすべてルールとして書く。

④ 実行判断 / ACT

実際にどうしたか

取引時刻に実際に取った行動を、後から書き足す欄。ルールと実行のズレが、振り返りの材料になる。

この4欄分離は、事実(FACT)・相手方の申告・作成者の観察・推定・意見・提案を区別して記録する、という金融文書の基本設計を、トレードに当てはめたものです。未確認の項目は空欄で埋めず、「未確認」「確認担当」「期限」として残します。

一貫した架空例

架空例で見るPlan A・Plan B・見送り条件

教育用の架空例。実在する顧客・事業者・商品・契約ではなく、法的助言や提出用文書ではありません。

以下は、本記事を通して使う一つの架空ケースです。銘柄名・数値・日時はすべて例示で、売買の推奨でも現在相場の方向でもありません。計画IDはTP-2026-0714-A、対象は架空の主要通貨ペア「Pair-X」、作成は2026年7月14日 08:45 JST、環境認識は1時間足、執行は15分足とします。観察事実は「直近3営業日、Pair-X は 99.40〜100.20 のレンジで推移(架空値)」です。

このケースでは、相場を予想して方向を決めるのではなく、観察できる条件で3つに分岐させます。Plan A・Plan B・見送り条件を、すべて「条件→行動」の形で先に固定します。

表1:架空ケース TP-2026-0714-A のシナリオ分岐(教育用の架空データ。数値・銘柄は例示で推奨ではありません)
分岐条件(観察できる事実)行動ルール無効化・見送り
Plan A レンジ上限 100.20 を明確に上抜けし、戻りが確認できる 戻り待ちで指値、ストップは直近スイング基準(約20pips相当)、利確方針は事前に固定 上抜け後に 99.80 を割れば前提が崩れたとみて撤退
Plan B レンジ下限 99.40 付近で反発サインが出る 反発確認後に指値、ストップは下限の外側、許容損失は同一枠内 下限を明確に割り込んだら反発シナリオは無効
見送り 中央 99.80 付近で方向感なく往復/指標発表30分前後/当日2連敗に到達 新規エントリーを行わない(ノートレード) この枠に該当する限り A・B は発動しない

ポイントは、AとBのどちらにも当てはまらない状態を「見送り」として第3の枠に明記していることです。これがないと、レンジ中央での往復に無理やり理由をつけてエントリーしがちになります。数値目標や方向は固定せず、条件と行動だけを決めているため、その場の気分で枠を行き来しにくくなります。ストップ幅の根拠づけや損切り位置からの取引量の求め方は、FX・CFDロット計算完全ガイドで扱います。

分量の設計

5分版と詳細版:エントリー前チェックリストは長くしすぎない

エントリー前チェックリストは、毎回読み返せる長さでなければ形骸化します。そこで、短い「5分版」と、振り返り用の「詳細版」を分けて持ち、日々は5分版、週末レビューや新しい戦略の検証時は詳細版、と使い分けます。次の表は、同じ架空ケースで両者の項目を並べたものです。

表2:5分版と詳細版の項目比較(同一の架空ケースで対応。項目数は目安)
項目5分版(毎回)詳細版(週次・検証時)
日時・市場・時間軸必須必須
エントリー条件必須(1〜2行)必須(根拠つき)
無効化条件必須必須
ストップ方針・許容損失必須(数値は転記)必須(算出過程も記録)
ノートレード条件必須必須
観察事実の欄任意(1行)必須(事実のみ)
予定コスト任意必須(見積り転記)
イベント確認時刻のみ時刻+前後の行動
見直し時刻・事後レビュー見直し時刻のみ計画と実際の差分

目安として、5分版は5〜7項目、詳細版でも12項目前後に収めると続けやすくなります。項目を増やすのは、繰り返す失敗が見つかった箇所だけにします。最初から詳細版だけを作ると、エントリー直前に読まれず放置されがちです。デイトレード・スイングなど保有期間で増える欄は、詳細版の任意ブロックとして切り替えると管理しやすくなります。

ツール接続

計画書だけでは足りない:ロット・コスト・検証へつなぐ

トレード計画テンプレートは、判断の枠を用意しますが、数値そのものは作りません。許容損失から取引量を出す、往復コストを見積もる、戦略の妥当性を検証する——これらは別の専用ツールと記事が担当します。次の図は、計画書からどこへ数値を取りに行くかを示したものです。

トレード計画からロット計算・取引コスト・バックテスト・トレード日誌へつなぐ関係図 中央のトレード計画テンプレートから、ロット計算、取引コスト計算、バックテスト、トレード日誌の4つへ矢印が伸び、数値の算出や検証・記録を分担することを示す概念図。 トレード計画 条件と枠を固定 ロット計算 許容損失→取引量 取引コスト計算 往復コスト見積り バックテスト 戦略の妥当性検証 トレード日誌 実行と結果を記録 計画書は枠、数値と検証は各専用ツールが分担する
概念図トレード計画を中心に、ロット計算・取引コスト・バックテスト・トレード日誌が役割を分担する関係。計画書に数値をすべて手計算で書き込もうとせず、専用ツールの結果を転記します。

具体的には、許容損失額から実際の取引量を求める計算はFX・CFDロット計算完全ガイド、スプレッドや手数料を含む往復コストの見積りは取引コスト計算完全ガイド、セットアップ条件が過去に機能したかの検証はTradingViewバックテスト完全ガイドで扱います。相場全体の地合いを事前に押さえたい場合はマクロ分析完全ガイドも参考になります。計画書には、これらで求めた数値を「as-of日・情報源つき」で転記するのがおすすめです。

教育用ミニツール

トレード計画 項目ビルダー(教育用)

市場区分・保有想定・戦略タイプ・注文・イベント確認・記録の詳細度を選ぶと、計画書に記入すべき項目と順番、事前に用意すべき数値、関連する計算・記事のリンクを提示します。方向・価格目標・推奨リスク率は出力しません。あくまで記入項目の並びを確認する教材で、顧客名・口座番号などの入力は不要です。初期値は架空ケース TP-2026-0714-A に合わせてあります。

取引する市場を選びます。市場ごとに確認する仕様が変わります。
想定する保有期間。増える任意項目が変わります。
前提とする値動きの型。条件欄の書き方に影響します。
執行に使う注文種別。有効期限やスリッページの記録が変わります。
主要イベントの有無。ありなら発表時刻と行動ルールを追加します。
日々の運用か、振り返り用か。項目数が変わります。

記入すべき項目と順番

  1. 日時・市場・時間軸(FX/デイトレード/15分足)
  2. 観察事実(事実のみ・1行)
  3. セットアップ条件(ブレイクアウトの前提)
  4. エントリー条件(上抜け後の戻り待ち・指値)
  5. 無効化条件(前提が崩れる水準)
  6. ストップ方針・許容損失(数値は転記)
  7. イベント確認(発表時刻を記録)
  8. ノートレード条件(見送りの線引き)
  9. 見直し時刻

事前に用意すべき数値(別ツールで算出)

  • 許容損失額と取引量 → ロット計算で算出
  • 往復コストの見込み → 取引コスト計算で見積り

関連する計算・記事

この出力は記入項目の並びを示す教材です。方向・価格目標・推奨リスク率は含みません。実サービスのテンプレートは項目や画面が異なる場合があるため、正式な内容はFinancial Templates Hubで最新のテンプレートをご確認ください。

JavaScriptが無効な場合は、上の初期状態(FX・デイトレード・ブレイクアウト・指値・イベントあり・5分版)が静的な出力例として表示されます。選択を変えると項目が入れ替わりますが、いずれの場合も具体的な売買判断は示しません。

失敗と確認

よくある失敗と確認手順

トレード計画が機能しなくなる典型を、確認手順とあわせて整理します。いずれも、計画そのものを複雑にするのではなく、必須項目の運用を守ることで防げます。

  • 予測を計画の中心に置く:方向の当てを主役にすると、外れたときに計画ごと放棄しがちです。条件と行動を主役に戻します。
  • 見送り条件がない:Plan A・Bだけだと、どちらでもない場面で無理にエントリーします。ノートレード条件を必ず一つ以上書きます。
  • チェックが長すぎて読まれない:詳細版だけで毎回運用すると形骸化します。5分版を主に使い、詳細版は週次に回します。
  • 数値を計画書内で暗算する:許容損失やロットを勘で書くと誤差が積もります。ロット計算・コスト計算の結果を転記します。
  • 後知恵で書き換える:結果を見てから当初計画を直すと、振り返りの材料が消えます。元記録を残し、追記で対応します。

確認手順としては、取引の直前に「エントリー条件・無効化条件・許容損失・ノートレード条件」の4点だけを声に出して読み返すのが簡単で効果的です。イベント発表の時刻は、各取引所・情報提供元の一次情報で当日に確認し、確認日と情報源を計画に添えます。

変更の記録

取引後に計画を変える場合:元記録を残して追記する

注文後に状況が変わり、計画を見直すこと自体は問題ありません。問題になるのは、元の記録を消して「最初からこう決めていた」ように書き換えることです。そこで、変更は必ず追記で行い、元の条件・ストップ・許容損失はそのまま残します。追記には、変更した時刻・理由・変更者を記録します。

たとえば架空ケース TP-2026-0714-A で、当初ストップを直近スイング基準に置いた後に見直す場合、当初値を残したまま「12:00 見直し/理由:レンジ中央での往復が継続/変更者:本人」のように書き足します。含み損を抱えてからストップを遠ざける変更は、記録が残ることで自分でも気づきやすくなり、次の計画へ反映できます。この版・差分・変更理由を残す発想は、より本格的な文書運用では版管理や承認フローへつながります。設計の考え方は金融文書の版管理・承認フロー・監査証跡の記事で扱います。

なお、テンプレートから出力した計画は、そのまま実行に移す前に、本人が数値・銘柄・日時・注文条件を必ず確認する前提です。出力はあくまで下書きであり、事実・固有名詞・必須文言の照合は人が行う工程として残ります。リスク上限そのものを一枚の文書として設計したい場合は、リスク管理計画テンプレートの記事が参考になります。

Hubでの使い方

Financial Templates Hubでの使い方と段階

SG GroupのFinancial Templates Hubには、目的別に整理されたテンプレート群があり、トレード計画やエントリー前チェックにあたる文書の構造を確認しながら記入できます。まずは登録不要で使える無料テンプレートで枠を確認し、本記事の必須項目と照らし合わせて、自分の運用に足りない欄を洗い出すのがおすすめです。無料で使える具体的なテンプレート、対応言語、出力や保存の挙動は変わり得るため、最新の内容は金融テンプレートHub本体でご確認ください。

反復して保存したい、複数の出力形式を使い分けたい、といった業務利用の段階になれば、上位プランで扱える機能を検討する流れになります。どの段階で何ができるかは変更され得るため、料金や保存期間などの数値は本記事に固定せず、Free・Pro・Premiumのプラン比較で最新情報を確認してください。トレード計画に近い他の文書(トレード日誌投資仮説メモ)も同じHubで扱えます。日本語の学習記事は記事一覧からたどれます。

テンプレートは文書作成を助ける補助であり、投資助言・法務助言・税務助言や、審査・監査への適合を保証するものではありません。出力QAや記入チェックは、未入力の変数や必須文言の有無などを確認する補助で、法令適合・安全性・顧客適合性を保証しません。

FAQ

よくある質問

トレード計画には最低限何を書けばよいですか?
最低限は、日時と市場、エントリー条件、無効化条件、ストップ方針、許容損失、ノートレード条件の6点です。これだけで「どうなったら入るか」「どうなったらやめるか」「いくらまで損を許すか」が固定され、場当たり的なエントリーを減らせます。時間に余裕があれば、観察事実、利確方針、予定コスト、当日のイベント確認、見直し時刻を足していきます。逆に、方向の当てや相場予想は計画の目的ではないため、無理に書き込む必要はありません。
エントリー前チェックリストは何項目くらいが適切ですか?
取引前に毎回読み返せる長さが目安で、5分版なら5〜7項目、詳細版でも12項目前後に収めると続けやすくなります。項目を増やすほど網羅性は上がりますが、長すぎるとエントリー直前に読まれず形骸化します。まず必須項目だけの短い版を運用し、繰り返す失敗が見つかった箇所にだけチェックを追加する順序が現実的です。必須と任意を分け、任意は詳細版に回すと、日々の運用と振り返りを両立できます。
Plan AとPlan Bはどう分けますか?
Plan Aは主に想定する条件が満たされたときの手順、Plan Bは前提が崩れたときの代替手順として、どちらも「条件→行動」の形で先に決めておきます。重要なのは、AとBのどちらにも当てはまらない状態、つまり取引を見送る条件を第3の枠として明記することです。相場を予想して分けるのではなく、観察できる条件で分岐させるため、その場の気分で行き来しにくくなります。条件が曖昧なままAとBを増やすと、後付けで都合よく解釈できてしまう点に注意します。
損切り価格やロットは計画書で計算できますか?
トレード計画テンプレートは、損切り方針や許容損失を「どこに書くか」を決める枠であって、具体的なロット数や損切り価格そのものを算出する道具ではありません。許容損失額から取引量を求める計算はロット計算の記事と無料ロット計算機、スプレッドや手数料を含む往復コストの見積りは取引コスト計算の記事と計算機で行い、その結果の数値を計画書へ転記する流れになります。計画書は数値を保管し見返す場所、計算は専用ツール、と役割を分けると混乱しません。
経済指標はどこまで記録すべきですか?
最低限は、当日に予定される主要イベントの発表時刻と、その前後で取引をどう扱うか(見送るか、ポジションを縮小するか)というルールです。指標の中身を分析する欄は必須ではなく、まず「発表30分前後は新規を見送る」のような行動ルールを固定するほうが実務では効きます。発表時刻やスケジュールは各取引所・情報提供元の一次情報で確認し、記録には確認日と情報源を添えると、後から検証しやすくなります。
取引後に計画を変更してもよいですか?
変更してもかまいませんが、元の記録を消さずに残すことが前提です。当初の条件・ストップ・許容損失をそのまま保持したうえで、変更した時刻・理由・変更者を追記し、どこを何のために直したかが後から追えるようにします。含み損を抱えてからストップを遠ざける、といった変更は、記録が残ることで自分でも気づきやすくなります。後知恵で当初計画を書き換えて「予定どおり」に見せると、振り返りの材料そのものを失うため避けます。
デイトレとスイングで項目は変わりますか?
骨格は同じで、時間軸に応じて足す項目が変わります。デイトレードやスキャルピングでは、当日のセッションや流動性、指標発表の時刻、1日の連敗上限などの当日ルールが重くなります。スイングやポジションでは、保有中の見直し頻度、日をまたぐ際のスワップやロールオーバー、週末のギャップへの備えが加わります。共通する必須項目を土台にし、保有期間で増える欄だけをテンプレートの任意ブロックとして切り替えると管理しやすくなります。
無料のトレード計画テンプレートはありますか?
SG GroupのFinancial Templates Hubには、登録不要で使える無料テンプレートがあり、トレード計画やエントリー前チェックにあたる文書の構造を確認しながら記入できます。無料の範囲で使えるテンプレート、対応言語、出力や保存の挙動は変わり得るため、最新の内容はHub本体とプランページでご確認ください。反復して保存したい、複数の出力形式を使い分けたい、といった業務利用の段階では上位プランを検討する流れになります。まずは構造を確認する用途から始めるのがおすすめです。

まとめ

まとめ:主質問への回答と次の一歩

「トレード計画テンプレートで何を決めるのか」への答えは、相場の方向ではなく、取引前に固定しておく条件と上限です。エントリー条件・無効化条件・ストップ方針・許容損失・ノートレード条件を先に決め、観察事実・仮説・ルール・実行判断を別欄に分けて、後知恵で書き換えない——この設計が、場当たりを減らし、あとから振り返れる計画書の骨格です。

実務では、(1)必須6項目から始める、(2)Plan A・B・見送り条件を「条件→行動」で書く、(3)5分版と詳細版を分ける、(4)ロット・コスト・検証の数値は専用ツールで出して転記する、(5)変更は元記録を残して追記する——この5点を押さえれば、日々の運用と振り返りが両立します。あとは自分の市場と戦略で枠を埋めるだけです。

次に読む

FH03:トレード日誌テンプレート|記録項目・週次レビュー・改善につなげる書き方 — 立てた計画と実際の差分を、記録から改善へつなげましょう。