マクロリサーチワークベンチ

本ツールは、COT・金利・実質金利・EIA等の公開マクロデータを整理・可視化するマクロリサーチツールです。ロット計算、必要証拠金計算、取引コスト計算、スプレッド・スワップ計算、売買判断、投資助言は行いません。

読み込み中…

本ツールは、公開データおよびユーザーが端末内で読み込んだデータを機械的に整理・可視化するものです。特定の金融商品の売買、保有、エントリー、エグジット、価格変動、投資判断を推奨・助言・勧誘・保証するものではありません。

Macro Research Workbench ガイド

公開マクロデータを「確認する」から、継続的なリサーチへ

Macro Research Workbenchは、CFTCのCOT(建玉明細)、米国債の名目利回り・実質利回り、 イールドカーブと金利差、EIAのエネルギー統計などの公開マクロデータを、同じ作業画面で 記述的に確認するブラウザ型リサーチツールです。無料版では主要データを登録なしで確認でき、 Coreは継続監視・ローカル保存・出力、Globalは数式・過去局面比較・時点検証・レポート・データ拡張に対応します。

  • 無料・登録不要で開始主要な公開マクロデータは公開ページで確認できます。
  • ローカルファースト読み込んだCSV、数式、メモ、設定は原則としてブラウザ内で処理・保存します。
  • 記述的な可視化売買シグナル、価格予測、投資助言、ブローカー接続を提供するツールではありません。

Macro Research Workbenchとは

公的機関が公表するマクロ経済・ポジショニングデータと、利用者が端末内で読み込む時系列データを、 表、チャート、ヒートマップ、比較指標として整理するための「作業台」です。数値の水準、変化、過去分布の中での位置、 複数系列の関係を同じ文脈で確認し、必要に応じて保存・注釈・出力・レポート化できます。

本ツールが扱うのは過去および公表済みデータの記述的な整理です。リアルタイム価格端末、経済カレンダー、 ニュース配信、AIによる売買判断、ロット・証拠金・取引コスト計算は含みません。

確認できるマクロデータ

標準搭載データは、CFTC、米国財務省、EIAなどの公開ソースから作成された静的スナップショットです。 利用できる期間・表示・分析機能はプランによって異なります。

主なデータ領域と確認できる内容
データ領域 主な市場・系列 確認できる内容
CFTC COT 主要通貨、金・銀、原油・天然ガス、株価指数、米国債先物 Long、Short、Spreading、Open Interest、ネットポジション、期間別パーセンタイル、変化率、ヒートマップ
米国債利回り 短期から長期までの名目国債利回り 利回り水準、年限比較、イールドカーブ、2s10sなどのカーブ・スプレッド
実質利回り 米国TIPSの実質利回りなど 名目金利との比較、ブレークイーブンの文脈、ゴールドとの比較テンプレート
金利差 USD/JPY等の国・通貨圏間、または年限間の利回り差 テンプレートによる基本比較、Core以上の金利差ビルダー、Globalのグローバル金利・FX金利差表示
EIAエネルギー統計 原油・石油製品在庫、生産、輸出入、製油所投入・稼働率、天然ガス貯蔵等 在庫水準と前週差、4週平均、供給・需要項目、原油との比較テンプレート
利用者が追加するデータ ローカルCSV、CSV URL、JSON API、XML、対応範囲内のSDMX-JSON GlobalでのData Bank登録、既存系列との結合、欠損補完、数式、時点検証、レポート作成

対象市場・対象ユーザー

対象市場・テーマ

  • 主要通貨先物とFX金利差
  • 金・銀などの金属
  • 原油・天然ガスなどのエネルギー
  • 主要株価指数先物
  • 米国債先物、国債利回り、実質利回り
  • Globalで接続する各国マクロ・中央銀行・流動性データ

想定ユーザー

  • COT、金利、実質金利、EIAを定期的に確認するトレーダー・投資家
  • 公開データを横断比較するリサーチャー・アナリスト
  • 定点観測を保存・共有・レポート化したい個人、チーム、法人
  • 自前データと公開データを端末内で組み合わせたい利用者

対象外の用途

  • リアルタイム注文・執行、ブローカー接続
  • 売買シグナル、目標価格、ポジション提案
  • 個別の投資目的やリスク許容度に合わせた助言
  • 完全性・即時性を保証する有料市場データ端末の代替

各指標の見方

指標は単独で結論にせず、出典、単位、観測日、比較期間、欠損・改定の有無をそろえて読みます。 「過去と比べてどこにあるか」と「何を意味しないか」をセットで確認してください。

COT(建玉明細)
先物市場の参加者区分別に集計された建玉です。個々のトレーダーの意図や、次の価格方向を示すものではありません。
ネットポジション
LongからShortを差し引いた値です。正は買い越し、負は売り越しの状態ですが、それ自体は売買指示ではありません。
Open Interest(未決済建玉)
未決済契約の総数です。市場参加の厚みやポジション規模の文脈を与えますが、方向性は示しません。
パーセンタイル
指定期間の観測値の中で現在値が占める相対順位です。90パーセンタイルは「反転確率90%」を意味しません。
Zスコア
現在値が期間平均から標準偏差いくつ分離れているかを示します。窓幅、標本数、外れ値、分布の形に依存します。
イールドカーブ・金利差
年限または国・通貨圏の利回り差です。2s10sは通常「10年−2年」。符号・年限・基準日を固定し、逆転だけで景気後退時期を断定しません。
実質利回り・ブレークイーブン
実質利回りはインフレ調整後の利回りの文脈、ブレークイーブンは同一年限の名目利回りと実質利回りの差の近似です。将来インフレの確定予測ではありません。
EIA在庫
在庫の水準・増減を、生産、輸出入、製油所投入・稼働率、季節性、4週平均と合わせて読みます。単週の増減は価格シグナルではありません。
相関・リード/ラグ
過去の共変動や時間差を記述します。相関は因果を証明せず、過去の先行関係が今後も続く保証はありません。
ポイントインタイム
過去のある時点で利用可能だったデータだけを再現する考え方です。改定値を後から混ぜる先読みバイアスを避けるために使います。

データの出典

標準搭載データの主要な一次出典は次のとおりです。各モジュールでは、表示中の系列に対応する出典名、 基準日、取得日時を確認してください。外部提供元の利用規約・ライセンスが適用されます。

主要な一次出典と対象データ
提供元 対象 公式ページ
U.S. Commodity Futures Trading Commission(CFTC) Commitments of Traders(COT) CFTC COT Reports
U.S. Department of the Treasury 米国債の名目利回り・実質利回り Interest Rate Statistics
U.S. Energy Information Administration(EIA) 石油在庫・生産・輸出入・製油所統計、天然ガス統計 Petroleum & Other Liquids DataNatural Gas Data
Globalで利用者が接続する提供元 対応範囲内のFRED、World Bank、OECD、IMF、BIS、各国中央銀行、利用者の契約・保有データ FREDWorld BankOECDIMFBIS

Globalは標準搭載の有料市場データやリアルタイムフィードを提供するものではありません。利用者が用意した外部ソースを、 その提供状況、API仕様、アクセス制限、ライセンス、ブラウザのCORS制約の範囲で接続します。

更新頻度・基準日

「ページが更新された時刻」と「データが表す時点」は同じではありません。ワークベンチ内の基準日(as-of)、 最終取得日時、データ版、警告表示を確認し、提供元の公表スケジュールと照合してください。

通常の観測・公表サイクル
データ 観測・基準 通常の公表頻度 読み取り上の注意
COT 通常は火曜日終了時点 週次。通常は金曜日15:30(米国東部時間) 基準日と公表日は異なります。米国の祝日で1~2日遅れる場合があります。
米国債名目・実質利回り 各営業日の観測値 営業日ベースの日次 休場日、取得処理、提供元の改定・方法変更で反映時刻や値が変わる場合があります。
EIA週間石油統計 通常は前週金曜日までの週 通常は水曜日10:30以降(米国東部時間) 祝日週は公表日が変わります。週間推計値と後日の月次確定・改定値は一致しない場合があります。
EIA天然ガス貯蔵 週次の貯蔵量 通常は木曜日10:30(米国東部時間) 祝日による変更があります。対象週と公表日を分けて確認します。
利用者接続データ 提供元・ファイルの定義による 提供元または利用者の更新に依存 観測日、公表日、取得日、改定日、ヴィンテージ日を可能な限り別々に管理します。

取得待ち

説明用・学習用のサンプルで、最新の公式データではない状態です。

未設定

接続先、系列、ファイル、条件などの設定がまだ完了していない状態です。

警告

一部データが古い、欠けている、取得に失敗した、または来歴が不足している状態です。

使い方

  1. ボードを選ぶ。 COT、ヒートマップ、金利差、実質金利、EIAなど、確認したいテーマを開きます。
  2. 市場・系列・期間をそろえる。 対象市場、参加者区分、年限、比較窓、単位を選びます。
  3. 出典と日付を先に確認する。 基準日、最終取得日時、データ版、「取得待ち・未設定・警告」の有無を確認します。
  4. 水準と相対位置を分けて読む。 絶対値、前週差、Open Interest比率、パーセンタイル、Zスコアを同じ意味として扱わないようにします。
  5. 別の系列で文脈を補う。 金利の水準とカーブ、実質利回り、在庫と生産・稼働率など、複数の観点を並べます。
  6. 必要なら作業を残す。 Coreではウォッチリスト、保存、注釈、各種出力を使い、Globalでは数式、過去局面、ポイントインタイム、CSV結合、レポートを使います。
  7. 結論と限界を記録する。 出典、as-of、変換式、窓幅、欠損処理、解釈できない点を一緒に残します。

初めての方は、無料版で「COT → 米国金利・実質金利 → EIA」の順に確認し、毎回同じ出典・期間・項目で定点観測するところから始められます。

無料版と有料版の違い

違いは「見る情報の量」だけではなく、作業を保存・再利用できるか、時点をそろえて検証できるか、 自前データを接続してレポートまで残せるかにあります。以下は2026年7月15日時点の概要です。 最新の価格・権限は料金プランページをご確認ください。

Free・Core・Globalの主な違い
項目 Free Core(Pro相当) Global(Premium相当)
主な目的 主要な公開マクロを確認 継続監視・保存・比較・出力 研究・時点検証・レポート・データ拡張
COT 主要市場、52週・3年パーセンタイル、基本ヒートマップ。Zスコア等は制限付き表示の場合あり 全履歴、5年・10年・全期間、Zスコア、1・4・13・26週変化、複数市場ヒートマップ Coreの全機能+クロスアセット・ポジショニング分析
金利・EIA 基本表示とテンプレート 金利差ビルダー、EIAエネルギーボード、高度な比較 グローバル金利マトリクス、国別マクロ、中央銀行・流動性、レジーム分析
保存・出力 表示共有、限定的な出力 ウォッチリスト、ダッシュボード・レイアウト・注釈保存、PDF / CSV / JSON / PNG / SVG 暗号化ワークスペース、ノート、Report Studio、一括レポート、データ来歴
独自分析・データ Formula Lab、Historical Regime、Lead-Lag、CSV結合、Point-in-Time、先読み点検、Data Bank、API接続、欠損補完
料金 ¥0 月額¥780/年額¥7,800(税込) 月額¥2,980/年額¥29,800(税込)

FreeのZスコア・画像/PDF出力は、公開説明内に「基本・制限付き」と「Coreで追加」の両表現があります。 実際に表示されるプランバッジと最新の料金ページを優先してください。

有料版でできること:見るだけから、残せる調査へ

Coreは毎週の定点観測を、保存・比較・出力できる繰り返し可能な作業へ変えます。 Globalはさらに、異なる系列・時点・自前データをそろえ、質問、出典、変換、結果を後から見直せるリサーチ環境へ広げます。

CORE

監視・保存・出力を日常の流れに

月額¥780/年額¥7,800(税込)

  • COT全履歴、長期パーセンタイル、Zスコア、複数期間の変化ランキング
  • 複数市場ヒートマップ、金利差ビルダー、EIAエネルギーボード
  • ローカルウォッチリスト、ダッシュボード、レイアウト、注釈の保存
  • PDF / CSV / JSON / PNG / SVGへの出力

向いている方:毎週同じ市場を確認し、前回の状態と比較し、資料として残したい方。

GLOBAL

検証・レポート・データ拡張を1つに

月額¥2,980/年額¥29,800(税込)

  • Formula Lab、Historical Regime Lab、Lead-Lag Explorer
  • Local CSV Joiner、Point-in-Time、Look-ahead Bias Detector
  • Research Notebook、Report Studio、一括レポート、暗号化ワークスペース
  • Global Rates Matrix、Country Macro Cards、中央銀行・流動性、シナリオ
  • Data Bank、対応範囲内の外部API・自前データ接続、欠損補完、接続数無制限
  • 購読者限定のマクロ分析機能追加実装(対応可否確認・別途見積もり)

向いている方:数式、過去局面、ヴィンテージ、自前データ、レポートを同じ手順で管理したい方。

選び方

必要になった工程で選ぶ

  • Free:まず主要データの見方と更新サイクルを確認
  • Core:保存・比較・注釈・本格出力が必要になったとき
  • Global:数式・時点整合・CSV/API・レポートが必要になったとき

年額は月額10か月分で、2か月分相当の割引です。決済・契約管理・解約はStripeで行います。

よくある質問(FAQ)

無料版の利用に登録やインストールは必要ですか?

主要データを確認する公開ワークベンチは、登録・インストールなしで利用できます。保存、出力、一部の上位機能、アカウント用ダッシュボードにはログインと対象プランが必要です。PWAとしてホーム画面へ追加することもできます。

表示されるデータはリアルタイムですか?

いいえ。標準搭載データは公開ソースの静的スナップショットで、COTは週次、米国金利は営業日ベース、EIAは系列ごとの公表頻度に従います。各画面の基準日と最終取得日時を確認してください。

ローカルCSVやメモはSG Groupのサーバーへ送信されますか?

ローカルCSV、数式、ウォッチリスト、注釈、ノート、ワークスペースは原則としてブラウザ内で処理・保存され、SG Groupのサーバーへ送信されません。Globalで外部APIへ接続する場合は、ブラウザからその外部提供元への通信が発生することがあります。

「取得待ち」「未設定」「警告」は何を意味しますか?

「取得待ち」は説明用サンプル、「未設定」は接続や入力が未完了、「警告」は古い・欠けたデータ、取得失敗、来歴不足などを示します。実データとして読む前に状態とas-ofを確認してください。

Excelファイルをそのまま読み込めますか?

xlsx、xls、ods等は直接読み込みません。CSVまたはTSVに書き出してから利用してください。ZIP/GZは解凍し、Parquet/Arrow/FeatherはCSVまたはJSONへ変換します。Excelマクロは実行しません。

APIがCORSエラーで接続できない場合は?

CORS制限を回避せず、提供元からCSVを取得してローカルで読み込んでください。接続可否は提供元のAPI仕様、認証、利用規約、ブラウザからのアクセス許可に依存します。

CoreとGlobalの決定的な違いは何ですか?

Coreは無料版を「監視・保存・比較・出力」へ拡張します。Globalはそれに加えて、数式、過去局面、リード/ラグ、CSV結合、ポイントインタイム、先読み点検、レポート、Data Bank、API・自前データ接続を提供します。

プラン変更・解約・返金はどのように扱われますか?

契約管理と解約はStripeのカスタマーポータルで行います。有料プランの変更は変更先への新規契約として新たな請求が発生し、未使用期間の日割り返金、相殺、クレジット調整はありません。解約後も原則として契約期間終了までは対象機能を利用できます。

インプライド・フォワード金利やシナリオは予測ですか?

いいえ。インプライド・フォワードは観測中のスポット利回りから算術的に導く値で、シナリオは入力した前提と式の機械的な再計算です。どちらも将来の価格、政策、売買方向を保証しません。

このツールは売買タイミングや投資判断を教えますか?

いいえ。公開データと利用者データの記述的な整理・可視化を行うツールであり、投資助言、売買シグナル、銘柄推奨、エントリー・エグジット、価格予測、運用代行を提供しません。

更新履歴

  • — 静的ガイドを追加し、対象データ、指標の見方、出典、更新頻度、使い方、プラン比較、FAQ、関連記事、免責事項を整理しました。
  • — 日本語の関連マクロ記事10本を公開・案内に追加しました。

データ自体の最新状況は、この履歴ではなく各モジュールに表示される基準日、最終取得日時、データ版をご確認ください。

免責事項

Macro Research Workbenchは、公開データおよび利用者が端末内で読み込んだデータを機械的に整理・可視化する、 情報提供・リサーチ支援用のソフトウェアです。投資助言、売買シグナル、金融商品の勧誘、銘柄推奨、 エントリー・エグジット、目標価格、価格予測、個別ポートフォリオ提案、運用代行を提供しません。

  • データには公表遅延、取得遅延、欠損、誤差、改定、定義・方法の変更があり得ます。完全性、正確性、最新性、継続提供、特定目的への適合性を保証しません。
  • CFTC、米国財務省、EIA、FRED、World Bank、OECD、IMF、BIS、中央銀行等のデータは、各提供元の利用条件・ライセンスに従います。
  • 利用者が接続・読み込みするデータについて、利用権、API制限、ライセンス、品質、バックアップを確認する責任は利用者にあります。
  • ローカルファイル、APIキー、暗号化ワークスペースのファイル、パスフレーズは利用者自身で安全に保管してください。ブラウザデータを消去するとローカル保存が失われる場合があります。
  • 表示例、相関、パーセンタイル、Zスコア、レジーム、リード/ラグ、シナリオ、レポートは、将来の結果や利益を示唆・保証しません。
  • 最終的な投資判断と、その結果生じる損益、費用、税務上その他の結果は利用者自身の責任です。必要に応じて資格を有する専門家へご相談ください。

まず無料で主要マクロを確認し、必要な工程だけ拡張できます

閲覧と基本比較はFree、継続監視・保存・出力はCore、数式・時点検証・レポート・データ接続はGlobal。 料金・機能・契約条件は最新のプランページでご確認ください。

本文の最終内容確認日: