CVD Pressure Ledger|使い方・全69設定 | SG Group
本文へ移動
English page

無料オープンソースPine Script v6

TradingView無料インジケーター

複数の出来高差計算方式と累積リセット起点から累積出来高差(CVD)を構成し、各足の出来高差、CVD、−100〜+100の圧力評価値、価格とCVD方向の一致、出来高に対する値動きを1つの集計表へ整理します。

出来高/市場内部
TradingView公開ページに掲載された実チャート:CVD Pressure Ledger - Cumulative Volume Delta Flow
TradingViewの公開ページに掲載された実チャート画像です。画像内の銘柄、時間足、設定値、価格は撮影時点の例であり、現在値や売買結果ではありません。
目的CVDと価格・出来高方向の文脈を記録する
向いている人出来高方向の近似方法と限界を確認したい人
主な表示CVD、出来高差ヒストグラム、圧力評価値、集計表
表示場所別ペイン
01 — 概要

出来高差の計算方式と出来高の状態を先に読む

自動下位足方式(Auto intrabar)は、利用可能な下位時間足の出来高差を試し、利用できなければ足方向近似(Tick-rule)へ切り替えます。下位足CVDIntrabar CVD)、足方向近似、終値位置による値幅加重近似(CLV range-weighted)も選択できます。ただし、近似方式は本当の買い・売り約定方向や板情報を再構築しません。

何を可視化するか

累積リセットに対応したCVD線とCVDローソク足、各足の出来高差ヒストグラム、0線、リセット期間の背景色、中立状態の背景色、直近のCVD値幅へ表示尺度を合わせた圧力線を描きます。集計表には計算方式(Engine)、出来高(Volume)、状態(State)、特徴要約(Fingerprint)、方向一致(Agreement)、出来高と値動き(Effort/Resp)を表示します。

仕組み

CVD傾き、出来高差の比率、CVDZ得点、直前状態の持続性を重み付けして圧力評価値を作り、−100〜+100へ制限します。開始しきい値、解除しきい値、状態保持幅によって、買い圧力(Positive)、売り圧力(Negative)、中立(Neutral)の状態を管理します。累積値をリセットしても移動窓の正規化履歴は継続するため、履歴蓄積中の文脈が残ります。

計算方式ごとに出来高差の求め方が異なる

下位足方式(Intrabar)は公式ライブラリの下位時間足出来高差、足方向近似(Tick-rule)は足の方向と直近終値の変化、終値位置近似(CLV)は足の値幅内における終値位置と出来高を使います。代替方式への切替は集計表に表示されます。

圧力は複数要素の評価値

CVD傾き、出来高差の比率、Z得点、直前状態の持続性を重み付き平均した値です。確率や売買サインではありません。

方向一致と出来高に対する値動き

正規化した価格傾きとCVD傾きの積から方向の不一致を記録します。また、各足の出来高差の絶対値を平均出来高と比べ、価格変化をATRと比べて、出来高の大きさと値動きの反応を分類します。

02 — 導入と初期設定

TradingViewへの追加手順

公開スクリプトをチャートへ追加し、まず初期値で表示の出所と動きを確認します。設定変更は一度に一項目だけ行ってください。

CVD Pressure Ledger – Cumulative Volume Delta Flow

CVD Pressure LedgerCumulative Volume Delta Flowの公開ページを開き、TradingView上でチャートへ追加します。SG Groupサイトへの会員登録は不要です。

  1. 下の「TradingView で使う」を開きます。
  2. TradingView のページで「Use on chart」を選び、チャートへ追加します。
  3. 歯車アイコンの「Settings」→「Inputs」を開き、まず初期値のまま表示を確認します。
  4. 対象銘柄・時間足に合わせ、設定は一度に一項目ずつ変更します。
まず初期値で観察一度に変える設定は一つ銘柄・時間足・データを確認

複数インジケーター表示時の誤認防止

重なった線・帯・背景・表は、同じ情報が二重に描画されているだけの場合があります。表示の重複を「根拠が強い」「シグナルが一致した」と解釈しないでください。 別のCVD、出来高差(Volume Delta)、出来高差ヒストグラム、注文フロー風オシレーターを同じペインへ重ねると、CVD線、CVDローソク足、ヒストグラム、0線、背景色、表が重複します。圧力線は−100〜+100の値をCVDの座標へ合わせて描いた線でもあるため、別のCVD値と取り違えないよう注意してください。

  • 最初は表示方式(Display mode)を簡潔表示(Clean)またはCVD線中心にし、別のCVD・出来高差指標を非表示にする。
  • CVDローソク足の表示(Show CVD candles)、各足の出来高差ヒストグラムの表示(Show bar delta histogram)、圧力評価値の表示(Show pressure score)を1つずつ切り替え、各表示尺度と色の出所を確認する。
  • 圧力の数値は線の高さで読まず、集計表またはデータウィンドウに表示される−100〜+100の値を使う。
  • 集計表を別の表と重ねず、リセット期間の背景色と中立状態の背景色を、ほかの指標の状態背景色と同時に使わない。
03 — チャートの読み方

迷わない読み順

数値や色を単独で結論にせず、表示の成立条件、継続時間、価格との位置関係を順に確認します。

計算方式と出来高の状態を確認する

下位足方式(Intrabar)、足方向近似(Tick-rule)、終値位置近似(CLV)、自動切替後の足方向近似(Auto->Tick)のどれかを確認します。あわせて、利用可能(Available)、利用不能・CVD横ばい(Unavailable / flat CVD)を読み、データの前提を確定します。

圧力の実数値を表で読む

描画された圧力線は、直近のCVD値幅へ表示尺度を合わせています。−100〜+100の実数値は集計表(Ledger)またはデータウィンドウ(Data Window)で確認します。

状態・方向一致・出来高反応を分ける

買い圧力・売り圧力・中立(Positive / Negative / Neutral)、価格とCVD方向の不一致、出来高が大きいのに値動きが小さい状態(High effort / muted response)は、関連していても別の属性です。1つの売買方向へまとめないでください。

表示語・状態の意味

Intrabar / Tick-rule / CLV

下位時間足の出来高差、足方向による近似、終値位置による値幅加重近似を示します。

Auto->Tick / Intrabar n/a->Tick

下位足方式を利用できず、足方向近似へ切り替わった状態です。

Available / Zero or n/a now / Unavailable / flat CVD

出来高を利用可能、現在足が0または取得不能、あるいは出来高を利用できずCVDが横ばいの状態です。

Positive / Negative / Neutral

圧力評価値に保持幅を適用した、買い圧力・売り圧力・中立の状態です。売買方向や確率ではありません。

Price up / flow soft / Price down / flow firm

価格傾きとCVD傾きの方向が一致しない文脈を示します。

P+ Z2 Rh A5 Mx

圧力の正負、Z得点区分、値動きの反応、状態の継続期間、方向不一致の拡大を短くまとめた特徴要約の例です。

04 — 英語設定項目の日本語マニュアル

英語設定項目の日本語マニュアル

設定画面に表示される英語名をそのまま掲載し、日本語で役割を説明します。初期値は公開ソース確認時点の値です。TradingView側の更新で変わる場合があります。

小さな画面では、各設定を一項目ずつ縦型カードで表示します。

1. Engine

3 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Delta calculation modeAuto intrabar; Auto intrabar / Intrabar CVD / Tick-rule / CLV range-weighted各足の出来高差を求める計算方式です。自動では下位足を試し、利用できない場合は足方向近似へ切り替えます。
Lower timeframe modeAuto; Auto / Manual下位時間足を自動選択するか、手動で指定します。
Manual lower timeframe1 (1 minute)手動時の下位足。チャート足より短く、データプラン対応が必要。

2. Reset / Anchor

6 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Reset modeSession; None / Session / Day / Week / Month / Custom anchor timeframe / N barsCVDをゼロへ戻す区切り。
Custom anchor timeframe1Dカスタム時のアンカー時間足。
N bars per reset500; min 1N本数を選んだ場合に、何本ごとにCVDをリセットするかを指定します。
Session string0930-1600取引時間帯を選んだ場合に使う取引時間帯です。
Session timezoneAmerica/New_York取引時間帯判定のIANA時間帯。
Show reset anchor tintOn累積リセット発生足を背景色で示す。

3. Normalization

6 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Smoothing typeNone; None / SMA / EMA / RMACVD終値表示線だけを平滑化。基礎計算は変えない。
Smoothing length9; min 1平滑化期間。
Slope length14; min 1CVD傾き測定期間。
Z-score lookback100; min 5CVD Zスコアと傾き標準化の期間。
Percentile lookback100; min 5CVD履歴順位の期間。
Delta share cap1.0; 0.1–1, step 0.051本の足の出来高差を平均出来高で割った成分に適用する上限です。

4. Pressure Score

9 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Pressure state threshold40; 1–100正/負へ入る絶対スコア閾値。
Neutral band15; 0–100圧力評価値の絶対値がこの値未満になると、中立へ戻す境界です。
Use hysteresisOn閾値付近の頻繁な反転を抑える。
Hysteresis amount10; 0–100開始閾値から戻り側へ取る差。
Weight: slope1.0; min 0CVD傾き成分の相対重み。
Weight: delta share1.0; min 0現在足デルタ比率成分の重み。
Weight: z-score1.0; min 0CVD Zスコア成分の重み。
Weight: persistence0.5; min 0直前状態の継続性成分の重み。
Persistence reference bars20; min 1継続性を満点扱いにする本数。

5. Price-Flow Agreement

3 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Agreement slope length14; min 1価格とCVD傾きを比較する期間。
Agreement scaling lookback100; min 5両傾きを標準化する期間。
Mismatch threshold30; 1–100一致度が「−しきい値」未満になると、方向不一致と判定します。

6. Effort vs Response

6 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Effort lookback20; min 1各足の出来高差の大きさと比較する、平均出来高の参照期間です。
ATR length14; min 1価格反応を正規化するATRの計算期間です。
Effort low threshold0.5; min 0, step 0.1出来高差比率を低いと分類する上限です。
Effort high threshold1.5; min 0, step 0.1出来高差比率を高いと分類する下限です。
Response muted threshold0.5; min 0, step 0.1小さい価格反応上限(ATR比)。
Response high threshold1.5; min 0, step 0.1大きい価格反応下限。

7. Display

11 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Display modeResearch; Clean / Candle / Research / Minimal表示プリセット。簡潔は線/ゼロ線/状態表、ローソクはCVDローソク/ヒストグラム、調査表示は主要全層、最小表示は線中心。
Show CVD candlesOnCVDの始値・高値・安値・終値によるローソク足を表示します。
Show CVD lineOnCVDの終値線を表示します。
Show bar delta histogramOn足ごとの出来高差ヒストグラムを表示します。
Show pressure scoreOnCVD値幅へ表示尺度を合わせた圧力線を表示します。実数値は集計表またはデータウィンドウで確認します。
Show zero lineOnCVDゼロ線を表示。
Show background state (neutral only)On中立状態だけ薄い背景色を表示。
Show data-warning labelOn出来高不足、代替方式への切替、合成足などの警告ラベルを表示します。
Histogram height scaling1.0; min 0.01出来高差ヒストグラムの棒の高さに掛ける表示倍率です。元の値は変わりません。
Pressure line range factor0.8; 0.05–1, step 0.05圧力線の表示尺度に使う、直近CVD値幅の割合です。
Confirmed bars only (events/alerts)On状態変化イベントとアラートを確定足限定。描画値はライブ中更新し得る。

8. Colors

10 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
CVD up / positive#26a69a上昇CVDローソク・正出来高差色。
CVD down / negative#ef5350下降CVDローソク・負出来高差色。
CVD line#42a5f5CVD線色。
Smoothing line#ab47bc平滑線色。
Pressure line#ffa726圧力線色。
Zero linegrayゼロ線色。
Reset anchor tintgray, transparency 80累積リセット足背景色。
Neutral backgroundgray, transparency 92中立背景色。
Histogram transparency35; 0–100出来高差棒透明度。
Line width2; 1–6CVD/圧力指標等の線幅。

9. Ledger Table

11 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Show context (ledger) tableOn集計表を表示します。
Table layoutStandard; Compact / Standard / Detailed表の情報量。
Table positionTop right; Top/Bottom/Middle × Left/Right表位置。
Table text sizeSmall; Tiny / Small / Normal / Large文字サイズ。
Table header/key text color#f8fafc見出し・項目名文字色。
Table value text color#ffffff値文字色。
Table background#111827基本行背景。
Table alternate row background#161e2c交互行背景。
Table header background#374151見出し背景。
Table border color#4b5563, transparency 20枠線色。
Bold ledger textOn集計表の文字を太字で表示します。

10. Alerts

1 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Enable alert conditionsOn事実ベースの圧力/出来高方向イベント通知を有効化。

11. Safety / Data Warnings

3 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Warn on non-standard chartsOn平均足・レンコー等で注意を表示。
Warn on limited volumeOn出来高が無い/実質ゼロの注意を表示。
Show live-bar note in ledger tableOn未確定足の間、集計表に「リアルタイム更新」と表示します。
05 — アラート

通知は事実の変化を知らせるだけ

アラートは公開ソースに定義された状態・到達・切替イベントです。売買指示ではありません。

  • 圧力状態の変更、買い圧力または売り圧力の開始、中立への復帰(Pressure state changed / Positive pressure state started / Negative pressure state started / Pressure returned to neutral)。
  • CVDの正方向または負方向の新たな極値(New positive CVD extreme / New negative CVD extreme)。
  • 価格とCVD方向の不一致の開始または拡大(Price-flow mismatch started / Price-flow mismatch expanded)。
  • 出来高が大きいのに値動きが小さい文脈、リセット期間の開始、代替データ方式の作動(High effort / muted response context / Reset period started / Data fallback active)。
06 — 制限と注意点

売買シグナルではありません

本ツールは分析・可視化を目的とし、投資助言、売買推奨、将来予測、利益や精度の保証を行いません。表示は入力値、銘柄、時間足、データフィードに依存します。実際の取引判断はご自身の責任で行ってください。

本当の注文フローではない

足方向近似と終値位置近似は足単位の推定です。買値・売値別の約定、フットプリント、板情報、実際の成行注文側を復元しません。

下位足方式の利用可否は環境に依存する

下位時間足の履歴、精度、利用可否は、銘柄、取引所、配信データ、TradingViewプラン、選択した下位時間足に依存します。自動方式は代替方式へ切り替わることがあります。

出来高とリアルタイム更新に制約がある

FXCFDなどではティック出来高が使われることがあります。出来高がない場合、CVDは横ばいになります。描画値はリアルタイム足が確定するまで更新されることがあります。

重要

各足の出来高差、CVD、圧力評価値、方向一致、特徴要約は、同じ価格と出来高の系列から派生します。独立した複数のサインとして数えないでください。買い圧力や方向不一致の表示は、仕掛け、手仕舞い、目標価格、損切り価格を示しません。

07 — FAQ

よくある質問

出来高差の計算方式、代替方式への切替、圧力線の表示尺度、出来高データの制約を整理します。

CVD Pressure Ledger – Cumulative Volume Delta Flow無料で使えますか?

はい。SG GroupTradingViewで公開しているオープンソースの無料インジケーターです。利用時はTradingViewの規約と公開スクリプトの条件も確認してください。

初めて使うときに設定を変える必要がありますか?

まずは公開時の初期値で表示と状態変化を観察してください。その後、銘柄・時間足・データフィードに合わせて一項目ずつ変更すると、どの設定が表示へ影響したかを判別しやすくなります。

ほかのインジケーターと同時に表示できますか?

可能ですが、同種の線・帯・背景色・テーブルが重なると出所を誤認しやすくなります。片方ずつ表示して確認し、重複要素を非表示にしてください。線が重なっただけで根拠が強くなったとは判断できません。

表示は売買シグナルですか?

いいえ。公開説明に忠実な分析・可視化用のコンテキストです。エントリー、エグジット、利確、損切り、将来価格、利益や勝率を示すものではありません。

圧力線(Pressure line)の高さは−100〜+100を直接示しますか?

いいえ。見やすくするため、直近のCVD値幅へ表示尺度を合わせています。圧力の実数値は集計表(Ledger Table)またはデータウィンドウ(Data Window)で確認してください。

情報源と更新方針

本ページはSG Groupの公開中一覧、TradingView上の実説明、公開ソースの入力定義に基づく取扱説明書です。表示名や初期値は公開スクリプト更新後に変わる場合があります。