Daily VWAP Deviation Map|使い方・設定 | SG Group
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取引所日ごとにVWAPと出来高加重標準偏差を再計算し、1σ・2σ・任意の3σ帯、VWAPからのσ距離・価格距離・%距離を表示。出来高が使えない場合の計算方式も明示します。

VWAP/平均価格
TradingView公開ページに掲載された実チャート:Daily VWAP Deviation Map
TradingViewの公開ページに掲載された実チャート画像です。画像内の銘柄、時間足、設定値、価格は撮影時点の例であり、現在値や売買結果ではありません。
目的当日平均からの距離を測る
向いている人日中足でVWAP位置を研究する人
主な表示VWAP、偏差帯、距離表、イベント
表示場所価格チャート上(日中足)
01 — 概要

平均からの距離を、帯と数値の両方で読む

当日セッション内で価格×出来高を累積してVWAPを求め、同じ重みで分散と標準偏差を計算します。出来高がnaまたは正でない場合、設定がONなら等加重へフォールバックし、Volume modeに明示します。

何を可視化するか

VWAP、±1σ・±2σ・任意の±3σ、帯の塗り、σ距離・価格距離・%距離、Side、Session bars、Volume mode、6種類の帯イベントマーカーを表示します。

仕組み

取引所日が切り替わると累積値をリセットします。最低バー数に達するまでWarming upとし、絶対σ距離を固定境界でNear VWAPからOuter tailまで分類します。

出来高加重の平均と分散

VWAPと偏差を同じ出来高重みで計算し、当日平均からの距離を一貫した尺度にします。

等加重フォールバック

利用可能な出来高がない場合は設定により各バーを1として計算し、表でEqual-weight fallbackと明示します。

固定の状態境界

状態分類の0.5σ・1σ・2σ・3σ境界は、表示バンドのユーザー倍率とは独立しています。

02 — 導入と初期設定

TradingViewへの追加手順

公開スクリプトをチャートへ追加し、まず初期値で表示の出所と動きを確認します。設定変更は一度に一項目だけ行ってください。

Daily VWAP Deviation Map

Daily VWAP Deviation Mapの公開ページを開き、TradingView上でチャートへ追加します。SG Groupサイトへの会員登録は不要です。

  1. 下の「TradingView で使う」を開きます。
  2. TradingView のページで「Use on chart」を選び、チャートへ追加します。
  3. 歯車アイコンの「Settings」→「Inputs」を開き、まず初期値のまま表示を確認します。
  4. 対象銘柄・時間足に合わせ、設定は一度に一項目ずつ変更します。
まず初期値で観察一度に変える設定は一つ銘柄・時間足・データを確認

複数インジケーター表示時の誤認防止

重なった線・帯・背景・表は、同じ情報が二重に描画されているだけの場合があります。表示の重複を「根拠が強い」「シグナルが一致した」と解釈しないでください。 標準VWAP、Anchored VWAP、Bollinger/Keltner帯と重ねると、中心線と複数偏差帯が同じ位置に並びます。オレンジのVWAP線と各sigma帯の出所を必ず区別してください。

  • Show +/-1 sigma、Show +/-2 sigma、Show +/-3 sigmaを一段ずつONにして帯を特定する。
  • Show band fillsとTint candles by deviation zoneを他の塗り・着色と同時使用しない。
  • Show dashboard tableをOFFまたはTable positionを変更し、別テーブルを覆わない。
  • VWAPや偏差帯が別ツールと重なっても、独立した支持・抵抗の一致とは数えない。
03 — チャートの読み方

迷わない読み順

数値や色を単独で結論にせず、表示の成立条件、継続時間、価格との位置関係を順に確認します。

Volume modeを最初に確認

Volume-weightedかEqual-weight fallbackか、No usable volumeかで計算の前提が変わります。

Sideと距離を確認

Above/Below VWAP、σ距離、%距離を確認し、帯への接触だけで判断しません。

Session barsを確認

当日序盤や最低バー数未満では値が敏感です。Warming upを無視しません。

表示語・状態の意味

Warming up

Minimum bars before classificationに達していません。

Near VWAP / Inner range

絶対σ距離が0.5未満/1.0未満の平均付近です。

One-sigma edge

絶対σ距離が1以上2未満です。表示1σ倍率とは独立した分類です。

Two-sigma extension / Outer tail

絶対σ距離が2以上3未満/3以上。反転確率ではありません。

Volume-weighted

利用可能な出来高を重みにVWAPと偏差を計算しています。

Equal-weight fallback

各バーを同じ重みで計算中。通常の出来高加重と区別します。

04 — 英語設定項目の日本語マニュアル

英語設定項目の日本語マニュアル

設定画面に表示される英語名をそのまま掲載し、日本語で役割を説明します。初期値は公開ソース確認時点の値です。TradingView側の更新で変わる場合があります。

小さな画面では、各設定を一項目ずつ縦型カードで表示します。

Calculation

3 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Sourcehlc3当日VWAPへ投入する価格系列です。初期値は高値・安値・終値の平均です。
Minimum bars before classification10; range: 1-500sigma状態を表示するまでに必要な当日バー数です。
Use equal-weight fallback when volume is missingtrue出来高が欠損または0以下のバーを重み1として計算し、使用を表に明示します。

Bands

7 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Show +/-1 sigmatrue内側の標準偏差帯を表示します。
1 sigma multiplier1.0; min: 0.1; step: 0.1内側帯に使うsigma倍数です。
Show +/-2 sigmatrue外側の標準偏差帯を表示します。
2 sigma multiplier2.0; min: 0.1; step: 0.1外側帯に使うsigma倍数です。実効値は内側より0.1以上大きく補正されます。
Show +/-3 sigma (low emphasis)false低強調のtail偏差帯を表示します。
3 sigma multiplier3.0; min: 0.1; step: 0.1tail帯に使うsigma倍数です。実効値は外側より0.1以上大きく補正されます。
Show band fillstrue偏差帯の間を薄く塗ります。

Events and alerts

2 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Show event markerstrueバンド跨ぎと外側から内側へ戻る事実イベントの円マーカーを表示します。
Alert only on bar closetrueイベントマーカーとアラートを確定足だけで評価します。

Display

8 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Show dashboard tabletrueVWAP乖離の情報表を表示します。
Dashboard layoutCompact; options: Compact | Standard | Detailed表の情報量を選びます。Detailedは実効倍率も表示します。
Table positionTop right padded; options: Top right padded | Top right | Top center | Top left | Middle right | Middle center | Middle left | Bottom right | Bottom center | Bottom left表の配置です。Top right paddedは右価格軸との重なりを軽減します。
Use padded top-right spacingtrueTop right padded時に透明スペーサーを使います。
Top spacer height2; range: 0-6Top right padded時の上側透明行の高さです。
Right spacer width2; range: 0-8Top right padded時の右側透明列の幅です。
Table text sizeSmall; options: Tiny | Small | Normal | Largeダッシュボードの文字サイズです。
Tint candles by deviation zonefalse現在のsigmaゾーンに応じてローソクを薄く着色します。

Visual customization

19 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
VWAP#ff6d00; transparency: 0VWAP線の色です。
Inner#26a69a; transparency: 0内側偏差帯の色です。
Outer#2962ff; transparency: 0外側偏差帯の色です。
Tail#9e9e9e; transparency: 0tail偏差帯の色です。
Extension tint#7e57c2; transparency: 0外側伸長ゾーンと任意ローソク着色の色です。
Tint transp65; range: 0-100伸長ゾーン着色の透明度です。
Inner line transp15; range: 0-100内側帯線の透明度です。
Outer line transp20; range: 0-100外側帯線の透明度です。
Tail line transp45; range: 0-100tail帯線の透明度です。
Inner fill transp92; range: 0-100内側fillの透明度です。
Outer fill transp93; range: 0-100外側fillの透明度です。
Dash header bg#2a2e39; transparency: 10ダッシュボードのヘッダー背景色です。
Dash cell bg#2a2e39; transparency: 35ダッシュボードの通常セル背景色です。
Dash textcolor.white; transparency: 0ダッシュボード本文の色です。
Dash accent#ffb74d; transparency: 0ダッシュボードの強調文字色です。
Dash framecolor.gray; transparency: 40ダッシュボード外枠の色です。
Dash bordercolor.gray; transparency: 60ダッシュボード境界線の色です。
Marker textcolor.white; transparency: 0イベントマーカー文字の色です。
Marker transp20; range: 0-100イベントマーカーの透明度です。
05 — アラート

通知は事実の変化を知らせるだけ

アラートは公開ソースに定義された状態・到達・切替イベントです。売買指示ではありません。

  • 上側/下側の内側帯クロス、上側/下側の外側帯クロス。
  • 上側/下側拡張から内側へ戻ったイベント。
  • Crossed VWAPはアラート条件のみ。現行ソースに専用可視マーカーはありません。
06 — 制限と注意点

売買シグナルではありません

本ツールは分析・可視化を目的とし、投資助言、売買推奨、将来予測、利益や精度の保証を行いません。表示は入力値、銘柄、時間足、データフィードに依存します。実際の取引判断はご自身の責任で行ってください。

日中足向け

日足以上ではバンドを表示せず、Designed for intraday chartsの案内を出します。

出来高品質に依存

FX/CFDはtick volumeの場合があります。Equal-weight fallbackは出来高加重VWAPと同じ意味ではありません。

距離は反転を保証しない

Outer tailや帯クロスは現在位置の事実で、反転・継続・利益を予測しません。

重要

バンド倍率と状態分類境界を混同せず、Volume modeとSession barsを確認してください。当日序盤の少数バーで確定的な判断をしないでください。

07 — FAQ

よくある質問

出来高、フォールバック、状態境界、日中足制約を整理します。

Daily VWAP Deviation Map無料で使えますか?

はい。SG GroupがTradingViewで公開しているオープンソースの無料インジケーターです。利用時はTradingViewの規約と公開スクリプトの条件も確認してください。

初めて使うときに設定を変える必要がありますか?

まずは公開時の初期値で表示と状態変化を観察してください。その後、銘柄・時間足・データフィードに合わせて一項目ずつ変更すると、どの設定が表示へ影響したかを判別しやすくなります。

ほかのインジケーターと同時に表示できますか?

可能ですが、同種の線・帯・背景色・テーブルが重なると出所を誤認しやすくなります。片方ずつ表示して確認し、重複要素を非表示にしてください。線が重なっただけで根拠が強くなったとは判断できません。

表示は売買シグナルですか?

いいえ。公開説明に忠実な分析・可視化用のコンテキストです。エントリー、エグジット、利確、損切り、将来価格、利益や勝率を示すものではありません。

バンド倍率を変えるとStateの境界も変わりますか?

変わりません。表示する1σ・2σ・3σ帯の倍率と、Near VWAP等の固定σ距離分類は独立しています。

情報源と更新方針

本ページはSG Groupの公開中一覧、TradingView上の実説明、公開ソースの入力定義に基づく取扱説明書です。表示名や初期値は公開スクリプト更新後に変わる場合があります。