Parabolic SAR Constraint Kinematics & Run Geometry|使い方・設定 | SG Group
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標準パラボリックSARをそのまま描き、極値との距離、区間の経過、観測加速係数、直前2本の高安値がSARの移動をどれだけ抑えたかを可視化します。ドットの位置だけでなく、その形成過程を調べるための指標です。

パラボリックSAR/区間構造
TradingView公開ページに掲載された実チャート:Parabolic SAR Constraint Kinematics & Run Geometry
TradingViewの公開ページに掲載された実チャート画像です。画像内の銘柄、時間足、設定値、価格は撮影時点の例であり、現在値や売買結果ではありません。
目的SARの移動制約と同じ側にある区間の構造を測定
向いている人SARの節目を、距離・加速・極値更新・観測範囲まで含めて調べたい人
主な表示SARドット、極値線、距離帯、制約光彩、状態表
表示場所価格チャート上
01 — 概要

SARが動いた量と、制約で削られた量を分けて読む

標準のta.sar()を描画系列として維持します。SAR式の適応化、上下切り替わりの選別、最適化、売買機会の順位付けは行いません。区間はSARが価格の同じ側にある期間で、始まりから観測したかどうかを区別します。

何を可視化するか

初期表示はシアン・ピンクのSARドット、緑・黄橙の極値線、半透明の距離帯、小さな上下切り替わり印、黄色の重要制約光彩、右上の3行表です。制約前候補、橋渡し塗り、中間線、起点線、詳細印、完了ラベルは追加表示です。

仕組み

制約前候補=前足SAR+前足の観測加速係数×(前足極値−前足SAR)。下側区間では候補と直前2本の安値の最小、上側では候補と直前2本の高値の最大を取ります。この制約適用後候補と標準SARが許容差内にある場合だけ、関連割合を表示します。

距離残存率と収縮解除

距離=SARと極値の差の絶対値。残存率=現在距離÷同一区間の最大距離×100。初期値では5本以降、35%以下でTIGHTへ入り、新しい極値と55%以上への回復の両方で解除します。35%を上回るだけでは解除しません。

制約負荷率と伝達率

制約負荷率=削減距離÷制約前の移動距離×100。TXは制約適用後の方向付き移動÷制約前の方向付き移動×100です。同期成立と正の有効分母が必要で、表示範囲は0〜100%。10ティックが6へ抑えられた例では40%と60%です。

観測加速係数と完全観測

観測加速係数=開始値+記録極値更新数×増分を有効上限で制限。標準SAR内部の係数を直接取得したものではありません。途中開始のPARTIALでは観測前の更新を復元せず、完了履歴へ入れません。

02 — 導入と初期設定

TradingViewへの追加手順

通常のローソク足またはバーチャートへ追加し、SARドット、極値線、距離帯、黄色の光彩、右上の表の順に確認します。まず初期値を使い、一度に一項目だけ変更してください。

Parabolic SAR Constraint Kinematics & Run Geometry

Parabolic SAR Constraint Kinematics & Run Geometryの公開ページを開き、TradingViewでチャートへ追加します。SG Groupへの会員登録は不要です。

  1. 下の「TradingView で使う」を開きます。
  2. TradingView のページで「Use on chart」を選び、チャートへ追加します。
  3. 歯車アイコンの「Settings」→「Inputs」を開き、まず初期値のまま表示を確認します。
  4. 対象銘柄・時間足に合わせ、設定は一度に一項目ずつ変更します。
まず初期値で観察一度に変える設定は一つ銘柄・時間足・データを確認

複数インジケーター表示時の誤認防止

重なった線・帯・背景・表は、同じ情報が二重に描画されているだけの場合があります。表示の重複を「根拠が強い」「シグナルが一致した」と解釈しないでください。 別の標準SARと同じ係数で併用するとドットが重なります。トレーリングストップ、ATR損切り線、極値線、背景色、固定表も重複し得ます。候補点と標準SARを区別してください。

  • 別のSARを一旦非表示にし、この指標のドットと黄色の光彩を確認する。
  • 候補点・橋渡し塗り・中間線・起点線は一つずつ追加し、売買水準と混同しない。
  • 足の色や背景は他の指標と重ねず、固定表の位置を分ける。
  • 印やラベルの本数上限と履歴保存数は別物として確認する。
03 — チャートの読み方

迷わない読み順

FULLPARTIALかを先に確認し、距離と移動量、再構成の同期状態、制約割合の順に読みます。表は最新の実行状態であり、カーソルを過去へ動かしても過去の表へ変わりません。

状態と経過を読む

STATEBELOWABOVESARの価格に対する側です。RUNの「11b ✳3 ∥4」は11本、極値更新3回、最終更新から4本を意味します。

距離と移動を照合

ARCは正規化距離と残存率。STEPSARの1本分の絶対移動と残り距離に対する割合で、後者は100%を超え得ます。収益率ではありません。

4軸符号と履歴を確認

CODEAFPCは距離残存率、加速係数進行率、極値休止割合、現在制約負荷率です。A/F/Pの1〜4は25%刻みの固定区分。C0は有効負荷1%未満、C1は1〜25%未満、C2/C3/C4は25/50/75%以上。C-は取得不能です。

表示語・状態の意味

FULL / PARTIAL

起点から観測/途中から観測。完了履歴へ入るのはFULLだけです。

INIT / CHECK

再構成対象外/許容差超過。制約割合を根拠なく補いません。

FREE / TRACE

計測条件未満/計測できるが重要閾値未満。FREEでも微小効果がゼロとは限りません。

BRAKE / PINNED

重要制約があり、方向付き移動が4分の1ティック超/以下です。

TX / AF

移動伝達率/追跡した極値更新から再構成した加速係数。

CODE / HIST

4軸符号/符号表示を無効にした場合の保存数・平均本数・短期比率。n20は完了区間20件です。

P / C-

Pは極値更新からの本数÷(区間本数−1)×100。1本時は0。C-は負荷率取得不能です。

SYNTHETIC / TIGHT

合成・変換足/解除条件を満たすまで保持する距離収縮状態。

04 — 英語設定項目の日本語マニュアル

英語設定項目の日本語マニュアル

設定画面に表示される英語名をそのまま掲載し、日本語で役割を説明します。初期値は公開ソース確認時点の値です。TradingView側の更新で変わる場合があります。

小さな画面では、各設定を一項目ずつ縦型カードで表示します。

01 · Runtime & Research Window

2 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Calculation scopeRecent bars / options: Recent bars, All available bars計算範囲です。Recent barsは直近の指定本数、All available barsは利用可能な全履歴を独自分析の対象にします。全履歴は処理負荷が増えます。
Recent-bar research window3000 / min 500, max 50000直近分析の対象本数です。初期値3000本、500〜50000本。境界は読み込み・再計算時に固定され、その後のリアルタイム足を含みます。常時移動する上限ではありません。境界より前でも標準SARと正規化系列は計算されます。

02 · Parabolic SAR Engine

4 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Starting acceleration factor0.02 / min 0.0001, max 1新しいSAR区間で使う開始加速係数です。初期値0.02。SAR本体の設定なので、比較時は同じ値を使います。
Acceleration increment0.02 / min 0.0001, max 1極値を更新するたびに観測加速係数へ加える増分です。初期値0.02。
Maximum acceleration factor0.2 / min 0.0001, max 2加速係数の上限です。初期値0.20。開始値より小さい場合は内部で開始値まで引き上げられます。両者が等しい場合、進行率は100%です。
Confirm state changes at bar closeOn足確定時に状態変化を記録します。初期値オンでも現在のSAR、距離、制約計算、光彩、符号は足確定前に変動し得ます。完全な非リペイントを意味しません。

03 · Run Geometry

4 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Normalization length14 / min 1, max 500ATR単位を選んだ場合の正規化期間です。初期値14本。SARの切り替わりは変えません。
Normalization smoothingRMA / options: RMA, SMA, EMA, WMA正規化用の値幅の平滑化です。RMAはワイルダー式、SMAは単純、EMAは指数、WMAは加重移動平均です。方向のフィルターではありません。
Distance unitATR at run start / options: ATR at run start, Percent from run origin, Ticks, Raw price距離単位を、区間開始時ATR、起点価格比%、最小価格刻み、価格そのものから選びます。ATRは追跡開始時に固定。不完全区間では実際の開始ではなく最初に観測した足が基準です。
Completed-run memory20 / min 3, max 100最初から最後まで観測した完了区間の保存数です。初期値20、3〜100区間。長さと短期区間比率、制約占有率の集計に使います。

04 · Constraint Kinematics

7 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Material constraint threshold (%)12.5 / min 1, max 100重要な制約と判定する負荷率です。初期値12.5%。計測対象には削減距離が最小価格刻みの4分の1以上、負荷率1%以上も必要です。
Kinematic sync tolerance (ticks)2 / min 0.1, max 20再構成した制約適用後候補と標準SARとの許容差です。初期値2ティック。範囲外ではCHECKとなり、制約負荷率と伝達率を表示しません。
Show material-constraint haloOn重要な制約が成立したSARドットの背後へ黄色の光彩を表示します。売買や反転の印ではありません。
Constraint halo width4 / min 2, max 5制約を示す光彩の太さです。SARドット自体の太さとは別設定です。
Show unconstrained candidate pointOff直前2本の高安制約を適用する前のSAR候補点を表示します。初期値オフ。標準SARドットと区別してください。
Fill free-to-guarded constraint bridgeOff制約前候補から標準SARまでの距離を塗ります。同期確認に合格した重要制約足が対象です。許容差内では再構成候補と標準SARに微差があり得ます。
Show normalized run signature in panelOnパネルに距離残存率・加速係数進行率・極値更新休止割合・制約負荷率の4軸符号を表示します。評価点や予測ではありません。

05 · Descriptive Events

6 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Minimum age for arc contraction5 / min 2, max 100距離収縮を判定できる最小区間年齢です。初期値5本。
Tight-arc retention threshold (%)35 / min 5, max 95区間内の最大SAR・極値間距離に対し、現在距離がこの割合以下なら収縮状態へ入ります。初期値35%。
Re-expansion hysteresis (percentage points)20 / min 1, max 90収縮解除に必要な追加幅です。初期値20パーセントポイント。新しい極値更新と55%への回復の両方が初期値で必要です。解除値の上限は100%。
Run-age milestone (bars)12 / min 2, max 500完全観測区間で一度だけ記録する経過本数の節目です。初期値12本。
Extreme-point pause milestone (bars)5 / min 1, max 100極値が更新されない本数の節目です。初期値5本で休止の出来事を記録します。
Brief completed run (bars or fewer)4 / min 1, max 50短期完了区間と分類する上限本数です。初期値4本以下。成績や勝率ではありません。

06 · Visual Clarity

20 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Show Parabolic SAR dotsOn標準パラボリックSARのドット表示を切り替えます。
SAR dot width2 / min 1, max 5標準SARドットの太さです。初期値2。光彩や候補点と見分けられる太さにします。
Show extreme-point traceOnSARが価格下側の区間では最高値、上側の区間では最安値の推移を表示します。
Extreme-point trace width1 / min 1, max 4極値の推移線の太さです。初期値1。
Fill the SAR-to-extreme-point arcOnSARと現在区間の極値との間を半透明で塗ります。価格予測帯ではありません。
Normal arc transparency90 / min 70, max 100通常時の距離帯の透明度です。大きいほど薄くなります。
Tight-arc transparency78 / min 60, max 100距離収縮中の帯の透明度です。初期値78で通常時より目立ちます。
Show current run origin lineOff完全観測中の現在区間だけに起点の点線を表示します。初期値オフ。支持線・抵抗線として定義されたものではありません。
Show arc midlineOffSARと極値との間の中間線を表示します。
Event marker presentationIcons / options: Off, Icons, Text badges出来事の表示をOff(非表示)、Icons(アイコン)、Text badges(文字付き)から選びます。初期値はアイコンです。
Show PSAR side-change markersOnSARが価格の反対側へ移った位置へ中立的な印を表示します。
Show tight / wide arc markersOff距離収縮・再拡大の印を表示します。初期値オフ。帯やパネルと同じ状態の重複表示になります。
Show age / AF / pause / brief markersOff経過本数、加速係数上限、極値休止、短期完了の印を表示します。初期値オフで混雑を抑えます。
Show every new extreme pointOff新しい極値の更新をすべて表示します。加速係数の進行確認用です。
Marker spacing (range units)0.16 / min 0, max 2切り替わり以外の印を極値線から離す距離です。選択した正規化値幅を使います。
Show completed-run summariesOff完了区間の詳細ラベルを表示します。初期値オフ。古いラベルは上限に応じて消えます。
Maximum completed-run summaries12 / min 1, max 60残す完了区間ラベルの上限です。初期値12。統計保存数とは別です。
Maximum descriptive event markers60 / min 20, max 180過去の出来事の印の上限です。初期値60。表示の混雑を抑えます。
Tint bars by current PSAR sideOff現在のSAR上下状態に合わせて足を着色します。初期値オフ。
Shade active tight-arc stateOff距離収縮中の背景を強調します。初期値オフ。

07 · Study Panel

6 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Show study panelOn固定情報パネルの表示を切り替えます。
Panel layoutCompact / options: Compact, RibbonCompactは3行の対になった表、Ribbonは同じ測定値を横順に並べます。狭い画面ではコンパクト表示から確認します。
Panel positionTop right / options: Top left, Top center, Top right, Middle left, Middle center, Middle right, Bottom left, Bottom center, Bottom right固定表の位置を上下左右・中央の9か所から選びます。他の表と重ならない位置にします。
Right-edge clearance (%)1 / min 0, max 3右寄せパネルと右端の間へ透明な余白を加えます。初期値1%。
Panel text sizeNormal / options: Tiny, Small, Normal, Large表の文字を極小・小・標準・大から選びます。初期値は標準です。
Bold panel textOn表の全セルの文字を太字にします。初期値オン。

08 · Colors

12 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
SAR below price#00D9FFSARが価格下側の区間の色です。初期値はシアン。
SAR above price#FF4D8DSARが価格上側の区間の色です。初期値はピンク。
Extreme trace while SAR is below#7CFF6BSAR下側区間の最高値推移線の色です。初期値は緑。
Extreme trace while SAR is above#FFC857SAR上側区間の最安値推移線の色です。初期値は黄橙。
Current run origin#F3F6FC現在区間の起点線の色です。
Tight-arc event#FFD166距離収縮の出来事の色です。
Re-expansion event#B388FF距離再拡大の出来事の色です。
Research milestone#E6EDF7経過本数など観測上の節目の色です。
Constraint mechanics#EFFF00SAR移動制約を示す描画の色です。初期値は黄色。
Panel background#08101F固定表全体の背景色です。文字とのコントラストを保ちます。
Panel label cells#12253F固定表の見出しセルの色です。
Panel text#F8FCFF固定表の文字色です。

09 · Alerts & Data Window

2 項目
実際の英語UI初期値・選択肢日本語での意味と使い方
Enable descriptive alert conditionsOff8種類の通知条件を有効にします。初期値オフ。有効化後、TradingViewのアラート作成画面で必要な条件を選択します。
Expose extended metrics in Data WindowOffデータウィンドウへ拡張数値系列を表示します。初期値オフ。分析対象期間内の過去の数値確認に使い、測定規則は変えません。
05 — アラート

8種類の観測通知・初期値は無効

Enable descriptive alert conditions(観測通知の有効化)をオンにし、TradingViewで条件を選びます。表示の切り替わりを知らせるもので、注文機能ではありません。

  • SARの上下切り替わり/距離収縮/極値更新を伴う再拡大/重要な移動制約の開始。
  • 区間年齢の節目/観測加速係数の上限到達/極値更新の休止/短い完全観測区間の完了。
06 — 制限と注意点

売買シグナルではありません

本ツールは分析・可視化を目的とし、投資助言、売買推奨、将来予測、利益や精度の保証を行いません。表示は入力値、銘柄、時間足、データフィードに依存します。実際の取引判断はご自身の責任で行ってください。

足確定前の変動がある

初期値の確定待ちでも、現在SAR、距離、制約計算、光彩、現在符号は足確定前に変わり得ます。確定済み状態と変動中の幾何値が同じ表に並ぶことがあります。完全な非リペイントではありません。

再構成は許容差内の照合

初期値2ティックの許容差内で一致しても、全内部状態の厳密復元や優位性の検証ではありません。範囲外はCHECK、対象外はINIT、有効分母なしは割合取得不能です。

履歴と合成足で結果が変わる

直近3000本の初期境界は再読み込みで作り直されます。非標準足はSYNTHETIC表示となり、変換済み価格の測定です。完了履歴は完全観測区間だけで、制約占有率の標本数は長さ・短期比率の標本数と異なり得ます。

重要

SAR、極値、距離帯、制約光彩、4軸符号は関連する同じ計算からの表示です。重複を独立した根拠として数えず、利益・勝率・将来の反転確率へ読み替えないでください。

07 — FAQ

よくある質問

確定前変動、再構成の限界、途中観測、固定表と過去数値を確認します。

無料で利用できますか?

SG GroupTradingViewで公開している無料のオープンソース指標です。再配布時は公開スクリプトの条件を確認してください。

黄色の光彩は反転予測ですか?

いいえ。同期確認と重要制約条件を満たしたSAR移動の機械的制約を示すだけです。

通知を有効にすれば自動売買しますか?

この指標は注文機能を持ちません。通知は観測した状態変化を知らせます。

過去の足にカーソルを置くと表も変わりますか?

固定表は最新実行状態です。過去の数値には拡張データウィンドウを有効にしてください。

情報源と更新方針

本ページはSG Groupの公開中一覧、TradingView上の実説明、公開ソースの入力定義に基づく取扱説明書です。表示名や初期値は公開スクリプト更新後に変わる場合があります。